蝶・きままWJ感想

■17号 03/28 (火)
冒頭の付録シール、主人公シリーズのようだけどさすがにデスノだけは月ではなくリュークになっていました。一応、編集部も気配りしているのね。それと、ムヒョの決め台詞が笑えました。笑うところじゃないのは承知ですが。「アロロワロロウ」。
ONE PIECE 第405話:パワー
カラー見開きにウソップが! そげキングじゃなくなる日が待ち遠しい。そしてゾロの頭は「鬼斬り」に掛けているわけか。

さて本編。
「お前が追跡するのかよっ!!!」
フランキー、最高。もしフランキーが今後仲間になるとしたら、アホ三人組が四人組になるわけですな。とても楽しそうだ。

チャパパ(名前わからぬ)のすごさをいちばん感じたのは、紙絵(カミエ)でも軟泥(スライム)でもなく、フランキーをぶら下げながら片足で月歩(ゲッポウ)しているところでした。いいなぁ月歩、私も習得してみたい。

NARUTO ナンバー300:サイの絵本!!
「カブト…アナタA型だったかしら…?」
最初、この台詞の意味がわかりませんでした。時々、この漫画のギャグや笑いどころが理解しづらい。

真ん中の見開きには、一方に顔のないサイ、そしてもう一方は空白のページ。
最初、これは最終的には兄弟が相見えて戦う予定を意味するのかと思ったが、顔のないサイが臨戦態勢に入っていないし、『もし兄が生きていたら強くなった兄弟が仲良く並び立つ様が描かれた』ということか。
これで死んだはずの兄さんが生きていたら萎えますよ。『実は生きてた!』というのはジャンプ的王道ではあるけれど、この場合は、死者は死者として話を進めてほしいです。

ところで今頃気づいたのだけど、たしかろくろ首もとい大蛇丸って、けっこう前に短髪の若い男の身体に乗り換えたんじゃなかったっけ?
なんでまた、元の長髪に戻っているんだろう。もしや、大蛇丸がのっとった肉体は皆このような顔や髪色になってしまうのだとしたら恐ろしいな。

BLEACH 220. King & His Horse
『虚化(ホロウか)制御の為の内在闘争の限界時間は1時間前後』
ああなるほど、そういうことね。10分自体に重要な意味があったわけではないのか。

「…答えは一つ。本能だ!!!」
やっぱり白一護は本能なのね。ただ、その本能を理性で抑え、打ち勝つのかと思ったら一護の方も本能を解放しなければならないようで。
…で、斬月のオッサンの出る幕はどこさ? 白一護という本能の固まりを倒したら出てくるんでしょうね? 出てこなかったらちゃぶ台返しもんですよ、久保先生。お願いしますよ! そして雨竜親子のことも忘れないであげて下さいね。

「斬月の奴はどうだか知らねえが」
一瞬、『ついさっき、“俺が斬月だ”って言ってなかったっけ?』と首をかしげてしまいました。この場合の「斬月」は、「斬月のオッサン」のことを差しているのね。紛らわしいな。オッサンにも名前を付けて呼んであげて下さい。この際「グラサン」でもよいから。

アイシールド21 178th down:GAME OVER
ドラゴンフライ発動の瞬間の背景の竜が、どうしてもシェンロンに見えてしまって、なんだか微笑ましく感じてしまう。ドラゴンボールは罪深い漫画だなぁ。

あっという間に前半終了、泥門デビルバッツ0―神龍寺ナーガ32。圧倒的だ。敵ながらその姿にしびれてしまったのは内緒。

「夢見ちゃったカスの4年間も──めでたくGAME OVERだ」
セナはブチンと切れたようですが、私はそのねちこさになかば呆れ、なかば感心してしまった。
カスの夢なんて天才・阿含さんにはどうでもいいことでしょうに、4年前のことをわざわざ蒸し返すだなんて、そんなに凡人を叩きつぶしてやりたいのか。このねちこさ・幼さはやっぱり小学生だ。やばい、阿含にあまり腹が立たなくなりかけている自分がいる。

「この試合はもう、勝ち目なんざねえ。ケガだけはしねえように闘え。テメーらには来年がある…」
ヒル魔がしおらしいことをいう時は、怪しい。阿含の発言とセナの奮起の後でこんなことを言うなんて、これは絶対、作戦だ。
セナがへこたれるどころか、逆に奮起している。まだ、泥門の魂は死んでいない。雪光という切り札も残っている。だからこそ、皆を一発奮起させねばならない。
後半戦が楽しみでなりません。今から鳥肌ですよ。

銀魂 第百十訓:そういう時は黙って赤飯
「僕が、心の大きな強い侍になったら、妙ちゃん…僕の……僕の、股の玉に…」
なんでそこで回想が終るのだ! 続きを見せて下さいよ、空知先生!

土方とお妙のツーショット。まさかこんなものが見られようとは。や、カップリングにしたいわけじゃないですが、この組み合わせもいいなぁと思ったり。
そしてさっそく始まる漫才。「マヨたん」っていいなぁ、今度からそう呼ぼうかな。

新八の「しばきまわしますよ!!」に淡々と同様の台詞で締めて返す銀さんが素敵だ。おうむ返しっておいしい技だなぁ。
しかし、意外にシスコンなんだ、新八。

『思ったより3倍デカイゴリラなんだけどォォ!!』
こうくるとは! しびれました。

九兵衛が今後どうなるかは、冒頭の回想シーンの続き如何だと思うが、それ以前にいきなり唇を奪うなんて失礼だ。それだけでもお妙に殺される十分な原因になる。
一途なだけなのだろうけれどこういう強引さはあまり好かない。お妙、パーではなくグーで殴ってやれ。

家庭教師ヒットマンREBORN! 標的90:ヴァリアーの足音 ※センターカラー
素朴な疑問だけど、なんでツナの父は息子を幼い頃から自ら鍛えてやらなかったんだろうか? 忙しかっただけなのかな。

「繁吹き雨」って美しい字面だなと思ったら、本当に存在する表現の模様。勉強になりました。

「この紙ヒコーキはカワイ娘ちゃん、ダイナマイトはお前だ。さあ、どうやって口説き落としゃいい?」
Dr.シャマル、わかりません。

「念写」を頼まれたはずなのに「粘写」。しかも鼻水。これがランボのしわざだったら笑えるところなんだけどな。

ボボボーボ・ボーボボ 奥義243:ヘッポコ丸奪還大作戦!!

おお、現在の対立構図がわかりやすい表紙だ。こういうのはありがたい。

さて本編。
札束争奪合戦に敗れてなお、さりげなく食パンちゃんの胸ポケットを漁っているコアラの浅ましさに涙。

首領パッチアシスタントが描いたのって北斗の拳かな? 本誌で時々読んだきりなので内容はうろ覚えです。

「使い切ったカイロをテープで止めてまだ使ってるなんて!!」
この解説を読むまで、赤チン塗ってガーゼを貼った跡かと思ってました。トースターごと墜落した時のダメージじゃなかったのね。

このナメ郎って、前回の表紙解説ではボーボボの仲間に見えたけれど、違うのか?

DEATH NOTE page.102:我慢
※後日、別枠で感想。

メゾン・ド・ペンギン 第7回:この際、男でもいい
■バカ兄弟
わぁ懐かしい! ボンバーマン、私は下手でよく自爆していたなぁ。そして兄さんのトイレ自爆ネタはボンバーマンをプレイしていないとわかりづらいと思う。

■世界迷作シリーズ
「ツンデレ」を最近よく見かけるけれど意味がわからないので調べたら、ギャルゲー用語とのこと。(参照:Wikipediaのツンデレ項目)こんなマニアックなネタ、小学生にはわからないぞ。

■学園天狗
鼻が長いのを理由にしばかれる理不尽さが実際にありえそうな感じで、なんだかしんみり。

■部長(正式タイトル不明)
見事なフュージョンなり! これはもういくしかないだろう。
元ネタを知らなくてもそれなりに笑えそうな仕立てになっているところもよいなぁ。

ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 第64条:コレクション・コンプリート
「無くしてしまったと…伝えておいてくれ…!!」と荒い息でよだれ垂らしている昔のトーマス。ここだけ見ると幼女趣味にしか見えません。気持ち悪いことこの上なし。

禁魔法律に染まった理由が世界征服や復讐の類ではなく「コレクションを完璧なものにする」という辺りがクレイジーだ。クレイジーな人は突き抜けている点が面白いし嫌いじゃないが、こういう変態は駄目だ。自らの手で自分の欲する物を生み出せず、他者からただ奪うだけの、能無し変態。

ムヒョの処刑が効かず、ロージーのフダ飛ばしでガンとやられている辺りが笑えるなぁ。ムヒョはわざわざロージーをけしかけたっぽいが、勝算はあるのだろうか?

こちら葛飾区亀有公園前派出所 滑って投げてゴシゴシ擦れ!!カーリング大バトル!!の巻!!
おお、今回は豆知識の回ですね。昔のこち亀はこういう話が多くてよかったな。

銭湯の桶に「ケロリン」の刻印があるのが、芸が細かくてよいです。

カーリングについてあまりくわしく知らなかったので勉強になりました。今後もこういう豆知識の話を展開してほしいなぁ。

神力契約者M&Y(コントラクターエムアンドワイ) 読み切り:暁月あきら(あかつきあきら)
なんだか、ジャンプの連載陣とは異なるティストの漫画だなぁ。じゃあどの雑誌風なのかと問われても答えられないけれど。

むいたバナナと剣の柄が同じデザインなのね。こういう芸の細かさは好きだ。

「うな」って、ミコトの口グセなのだろうか。最初、意味がわかりませんでした。

全体的に完成度は高いし伏線などもきっちり作り込まれていましたが、メイド服とかそっちの趣味はないので、あまりハマれませんでした。かといって不快感や嫌悪感を覚えるわけでもないので、無難な印象。

魔人探偵脳噛ネウロ 第53話第54話:影【かげ】 ※19号の話数よりミスと判断して訂正
力士にのされる行司がシュールだ。
それにしても、本編の謎解きよりイメージ画を追うのに夢中になってしまう。こういう遊び心も大好きだ。

ところで弥子の出番が今回はまだ無くて残念。早く、弥子が目覚めるシーンが見たい。アヤをも惹きつけた、その才能が開花する瞬間を。

タカヤ─夜明けの炎刃王─ 4話:渚 ピンチ!!
人と馬の双頭といい、「愛の力(ラブ・パワー)」というネーミングといい、なんだかジョジョチックだ。
「オレたちの愛に勝る者はいない!!!」って、あんたはペットを人として愛しちゃっているんですか。強さよりもそっちのが不気味だ。

ツギハギ漂流作家 第8刷:蠢く者たち
ヘタレに見えて、落石から担当者を救うところは偉いぞ、犬上。

怪物とは、果たして人間なのか、それとも動物なのか。人間の方が個人的には面白いのだけど、どうなんだろう。

太臓もて王サーガ 第33章:レディ領事ィ
ああ、懐かしのラムちゃんネタが。やっぱり、私辺りの世代もターゲットっぽいなぁこの漫画。

『これだから、女きょうだいのいないヤツは…!』という柴の言葉が妙にリアルだ。大亜門先生は女きょうだいがいるのだろうか。

『またややこしくなった』というナレーションとシチュエーションがツボにはまりました。
この漫画はホモネタをちゃんとギャグとして扱っているから、そういう意味では安心して読める。しかし、前回のニプレス貸してくれという場面がこんな風に受け取られていたとは。

『理由はわからない』「巨乳対貧乳だよ、バアちゃん」(氷柱の一撃)『全くわからない』
この一連の展開もツボだ。さりげなく理由を説明する流れも上手いなぁ。

あー、宏海と会長のツーショットはほのぼのするなぁ。会長ファンとしては是非ともその恋を応援したいけれど、今回も駄目だったか…。

「いっぺん、死んでみる?」
髪留めの雪だるまがさりげに怖い。

みえるひと 第三十四譚:明神VSコモン
おお、ようやく母君始動。
しかし、壁の落書きを見て「……誰だ、こいつは」と驚いていたが、明神が昔とは風貌が違ってしまっているのだろうか?

べしゃり暮らし Vol.20:スランプ
何この朝っぱから不快な男は。根性が悪いだけでなく、実力もとりえもないのか。最悪だ。この気持ちよさそうな漫画でこんな輩を見ようとは。

プロを意識した途端にスランプになるということは、圭右のそれまでのお笑いは天然だったということか。それはそれですごいと思う。天賦の才能があるということでもあるし。
どうやって乗り越えるか見ものだ。

「上妻なら他の奴と出るみてーだしな」
その言葉の根拠は何なんだ? 圭右がチラシを手に誰かと下駄箱で話していたシーンだけだとしたら、あまりにお粗末だ。
ていうか、もてたいあまりにお笑いに手を出すその様が悲惨で、なんだか哀れになってきた。この人に実はお笑いの才能があって、見事それが開花!とでもなれば、それはそれで楽しい展開だが、それはなさそうだしなぁ。

Mr.FULLSWING 222発目:闇に消える白球
おおっヒジカタ様が! たとえチョイ役でも再びあんたを見られて嬉しいですよ。

天国(あまくに)と黄泉(よみ)か。兄弟なだけに、微妙に対になった名前なのね。

黒光(ブラックレイ)か。ネーミングからして光の屈折を利用したとかそんな球かしらん。

ピューと吹く!ジャガー 第236笛:だまされたと思って信じていきたいの
「※(前略)スピリチュアルめんどくさいからです。」ここまで開き直られると笑うしかないじゃないか。

今回はジャガーが焦り、そして意気消沈するという珍しい光景を拝めました。ありがたやありがたや。
最初に「だまされたと思ってついて来い!(ぐっ)」と伏線をちゃんと張っていたものの、ハマーに「いくらジャガー殿でも、それはウソでござるYO!」と言われてムキになっちゃって、引っ込みがつかなくなったのか。いと罪深し、ハマー。

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